こんにちは!COTORIDOのWEB担当です。
今日は「生クリームとホイップクリームの違いって何?」という話をしたいと思います。
「えっ、それって同じじゃないの?」と思った方。
あなたは、街のクレープ屋さんで“なんだか妙に甘ったるい”“後味が重い”と感じたこと、ありませんか?
その原因、実は“ホイップクリーム問題”かもしれません。
「ホイップ=生クリーム」じゃないんです
よくある勘違いですが、「ホイップクリーム=生クリームを泡立てたもの」だと思っている人、結構います。
確かに、家庭で生クリームを泡立てたときのことを思い出すと、あれもホイップっぽい。でも、実際にお店で使われている**「ホイップクリーム(商品名としての)」は、植物性の油脂がベース**なんです。
これをものすごくざっくり言うと、
「生クリームは牛のミルクからできていて、ホイップクリームは油からできている」、ということになります。
つまり、似て非なるもの。
なんでホイップクリームを使うお店が多いの?
理由はシンプルです。
・値段が安い
・泡立てやすく、ダレにくい(つまり手間がかからない)
・日持ちしやすい
……と、お店側にとってはいいことづくめ。
特にクレープ屋さんのように、短時間でたくさんの商品を作る必要がある業態では、「ホイップクリーム」はとても都合がいいんです。
でも。
食べる側の満足度は?
ここに、大きな落とし穴があります。
植物性ホイップは、たしかにコストも管理も楽です。
でも、乳本来のコクや風味はどうしても劣ってしまいます。そして、甘さを強めにしてあることが多く、食べたあとに妙な重さやくどさが残る。
「生クリームを食べたかったのに、なんか違う……」という違和感の正体は、まさにここなんです。
弊店では「乳脂肪分29%の生クリーム」を使用しています
私たちのクレープ屋では、乳脂肪分29%の生クリームを使用しています。
これは、いわゆる「生クリーム(純生)」の中でも、比較的軽めで、さっぱりとした口当たりのものです。
・乳のコクが感じられるのに、しつこくない
・素材の味を邪魔しない
・食べ終わったあとに、口の中が爽やか
そんな仕上がりを目指して、あえてこの乳脂肪率を選んでいます。
とはいえ、「ホイップが悪い」と言いたいわけではありません
もちろん、ホイップクリームにもメリットはありますし、好きな方もいらっしゃいます。
ただ、「違いを知らずに選んでいる」のだとしたら、それはちょっともったいないなと思うんです。
食べ物って、味だけじゃなくて、背景やこだわりを知ることで、もっと美味しく感じられるものです。
というわけで
なんとなく選んでいる“クリーム”、
一度だけ、意識してみませんか?
そして、もし「軽やかなのに満足感がある」そんなクレープを食べてみたいと思ったら、ぜひCOTORIDOに立ち寄ってみてください。
生クリームって、ちゃんと選ぶとこんなに違うんだ――
きっとそう思ってもらえるはずです。
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